コスプレメイク未経験者がメイク比較をやってみた
最近、テレビのCMでは三国志で有名な劉備や、
可愛らしい小悪魔的キャラクター(ダークエンジェル・オリヴィエ)がコスプレで登場しました。
あんなに高クオリティは無理だとしても、やっぱりコスプレしてみたい・・・!
と思った方もいるのでは? そう、むしろ私です。
実は私、コスプレしたくても勇気が出ず、やらずにもじもじしてもう4年目に入りました。
あんなに高クオリティは無理だとしても、やっぱりコスプレしてみたい・・・!
と思った方もいるのでは? そう、むしろ私です。
実は私、コスプレしたくても勇気が出ず、やらずにもじもじしてもう4年目に入りました。
いい加減覚悟を決めて、今年の冬か来年の春を目処にイベント参加の決心をし、
先日ついにコス入門雑誌を購入した時に、最初に目に止まったのが「化粧」でした。
調べてみても、普段凝った化粧をしない私には何がなんだかわかりません。
そんな経験を通して、コス用コスメ道具や、
普段の化粧品とコスするときの化粧品の違いを調べたいと思いました。
その思いを会社の人に言ったら、「記事書けば」と鶴の一声。
その思いを会社の人に言ったら、「記事書けば」と鶴の一声。
このチャンスを活かして、コスに適す化粧を見つけたいと思います!
ちなみに、今回の比較はアイメイクに限りました(これ以上の出費は財布が凍てつきます)。
ちなみに、今回の比較はアイメイクに限りました(これ以上の出費は財布が凍てつきます)。
=注意=
普通のメイクすらあやしい、コス未経験者がたどたどしくメイクをします。
普通のメイクすらあやしい、コス未経験者がたどたどしくメイクをします。
見苦しい点が多いと思いますがあしからず。
【MISSION1】調査せよ
まずは、レイヤーの方々がコスに使っているコスメはどんなものなのか、
【MISSION1】調査せよ
まずは、レイヤーの方々がコスに使っているコスメはどんなものなのか、
ネットや雑誌で調べてみと、ざっくり次の3つにわけられます。
1) 舞台用化粧品
崩れにくい、発色が良い。
2) 一般の化粧品
身近で手に入りやすい、お気に入りのメーカーがある場合が多い。
3) 100均の化粧品
安い、手に入りやすい
さて、この3つ。実際に使うとどんな違いが浮き彫りになるのでしょうか・・・?
試していきたいと思います。
試していきたいと思います。
【MISSION2】比較せよ
さっそく実際にメイクしてみましょう!
と言いたいところですが、まずは腕にアイメイク用コスメを試して、
3つがどう違うのか比較をしてみました。
■アイシャドウ
スタンダードな茶系の色で見てみます。
まずは発色の具合。
右が「100均」、真ん中が「舞台用」、左が「一般化粧品(いつも使ってるやつ)」です。

発色の具合。これを水で流し落としてみると・・・

意外と違いがわかりませんね。
●舞台用
この写真だとイマイチわかりにくいですが、塗るとすぐに肌の色が見えなくなりました。
この茶色の中で一番淡い色にしましたが、しっかり色が出ています。
また、普通の化粧落としを使ってもちょっと落ちにくいと思いました。
●100均
驚きでした。十分役割を果たしています。発色も悪くありません。
驚きでした。十分役割を果たしています。発色も悪くありません。
ちょっと侮ってましたすみません。
ただ、気を付けたいことは、やっぱり肌荒れですかね…。
一応パッチテストはした方が良いと思います。
●一般化粧品
肌荒れの面でも、落ちにくさの面でも、安心感がありました。
肌荒れの面でも、落ちにくさの面でも、安心感がありました。
ただ今回は、水で流してみた際に、重ね塗りした部分がボロっと落ちてしまいました。
個人的になんかショックです・・・。
■リキッドアイライナー
続いてはリキッドアイライナーの発色の具合を見ていきます。
”百”が「100均」、”三”が「舞台用」、”普”が「一般化粧品」です。


発色の具合 水で流した後
●百(100均)
ウォータープルーフです。
筆ペンタイプではなく、マニキュアの筆のようになっているタイプのものを使いました。
100均馬鹿にできない…!少しぼやけましたが、落ちていません!
ただ、最初は濃いですが、後から薄くなる感じでした。
それと、速乾ではないですね。遅いまではいきませんが、ちょっと時間差で乾く感じでした。
●三(舞台用)
濃いです。落ちないです。速乾です。さすがです。
●三(舞台用)
濃いです。落ちないです。速乾です。さすがです。
100均同様、マニキュアタイプの筆でした。
マニキュアタイプを使うのは今回がはじめてなのでよれよれです。
100均はなぜかうまくいきました。
●普(一般化粧品)
なんてこと・・・、本当はできる子なのに! 何がいけなかったのか?
これは比較して良いのでしょうか。ショックが大きいです。
しかし、水に流してから少しこすったところ、
普通の化粧品が一番落ちませんでした。弁解するわけではないですけど。。。
■ペンシルアイライナー
”¥100”が「100均」、”べんない”が「舞台用」、”いつも”が「一般化粧品」です。


発色の具合 落ちにくさ
●¥100(100均)
落ちにくさ、発色ともに問題なしですね。肌荒れもなしです。
少し気になったのが、ほかの2つと比べると、色がなんとなく何かが違う感じがしました。
う~ん・・・、赤っぽいというか茶色っぽいというか・・・。
しかし、写真を見ての通り、問題ない範囲だと思います。
●べんない(舞台用)
これは、舞台用化粧品ベンナイのマジカラーというものを使いました。
●べんない(舞台用)
これは、舞台用化粧品ベンナイのマジカラーというものを使いました。
本来フェイス・ボディペイントなどに使うものだそうです。
何故ライナーじゃないのを買ったかというと、間違ったんです。
しかしラインもブロウも引けるオールラウンダーのようなのでオーライ。
クレヨンみたいに書きやすいですが、クレヨンみたいに伸びやすい面もあります。
●いつも(一般化粧品)
いつも使っているので、やはり安心で、思った通りに書けます。
●いつも(一般化粧品)
いつも使っているので、やはり安心で、思った通りに書けます。
個人的にはやっぱり「使い慣れている」のはポイント高いと思います。失敗が少ないので。
■アイブロウ!
最後のテストはアイブロウです。
”ふつう”が「一般化粧品」、”100えん”が「100均」、”べんない”が「舞台用」です。


●ふつう(一般化粧品)
発色、落ちにくさともにOKです。
ちなみに眉毛を書く時は、一気に線を引くより、
眉毛一本分の太さの線を、サッサッと書いて重ねていくのが良いのだそうです。
実際に生えている感じが出るという事なのでしょうね、多分。
●100えん(100均)
少し書きづらいように感じました。しかし、発色、落ちにくさともに問題なしです。
それから、100均のアイブロウは、使った方のレビューを見ると「折れやすい」とのことした。
●100えん(100均)
少し書きづらいように感じました。しかし、発色、落ちにくさともに問題なしです。
それから、100均のアイブロウは、使った方のレビューを見ると「折れやすい」とのことした。
いざ使ってみると、そうでもないと思った直後に折れた芯がポロリと落ちていきました。
こんなベタな事もあるんですね。たしかに100均のアイブロウは折れやすいようです。
●べんない(舞台用)
書き心地、良し。発色、良し。落ちにくさ、良し。
●べんない(舞台用)
書き心地、良し。発色、良し。落ちにくさ、良し。
ただし、伸びやすい。これはもしかしたらシャドウにも使える特徴かもしれません。
【MISSION3】実践せよ
さて、いよいよ実践です。
先ほど比較したものでアイメイクをしてみます。
もちろん、ベースメイクもしっかりやります。
STEP1 肌を整える
化粧水・乳液
私はニキビができやすいので、専用のものを使っています。
これをやると、こんな感じになりました。

テカテカしています。内心ワクワクもしています。
STEP2 ベースメイク
1 下地
STEP2 ベースメイク
1 下地
自分の肌に合った、一般のものを使いました。
私の場合、下地を塗る前に、ニキビがひどい部分に薬を塗ったり、
ニキビ用の乳液を使ったりしています。
2 リキッドファンデ
自分の肌にあった色を選ぶのが一番良いそうです。
自分の肌にあった色を選ぶのが一番良いそうです。
何色か使う事がオススメですが、私は入門者なので、一色のみ使っています。
パフでトントン、肌に叩きこむ感じで塗ると、肌の凹凸が目立たなくなるようです。
ニキビ肌には嬉しいですね。
3 パウダーファンデ
ブラシでやると、厚塗り感がなくなるそうです。もちろん、普通に塗ってもOK。
ブラシでやると、厚塗り感がなくなるそうです。もちろん、普通に塗ってもOK。
STEP3 アイメイク
1 眉を潰す


コスするなら、自前の眉毛は邪魔です。
全部剃るか、専用の眉つぶしを使うのが良いと思われます。
上の写真が”眉つぶし”で、”21P”は色のことです。
上の写真が”眉つぶし”で、”21P”は色のことです。
クレヨンみたいに使うのではなく、これから少量ちぎって使います。
粘土みたいになっているので、要は眉毛に粘土を塗る感じです。
色々心配になりますが、むりやり引き剥がさない限り大丈夫です、多分・・・。
眉つぶしを使うとこんなんなります。自分で自分にビックリしました!

眉つぶしを使うとこんなんなります。自分で自分にビックリしました!

肌の色に近いものを選んだつもりだったのですが、逆に目立っちゃってます。
そこで、リキッドやパウダーファンデーションで手直しします。

微妙ですね。
これでも、一番うまくいった時の写真なのですが。。。にしても完全に妖怪ですね。
またこの眉かくし、落とすのに一苦労です。メイク落としシートが良いらしいです。
またこの眉かくし、落とすのに一苦労です。メイク落としシートが良いらしいです。
2 眉を書く
コツは、眉毛一本分の細い線を書きながら重ねていくことらしいので、
コツは、眉毛一本分の細い線を書きながら重ねていくことらしいので、
それをを踏まえつつ、眉毛を書いていきます。
男装の場合は、眉を目に近づけたり、角度をつけて書くと良いのだそうです。
男装の場合は、眉を目に近づけたり、角度をつけて書くと良いのだそうです。
3 シャドウを入れる
男装の場合のシャドウは、茶色が良いということでした。
その他のシャドウだと、女性の要素が入るとのこと。
また、一番明るい色を入れる際は、まず黒目のある真ん中を塗ってから全体に塗ると、
立体感が出るのだそうです。
4 ラインを引く
ラインを引きます。
ラインを引きます。
男装ならつり目気味に、下を濃く書いたほうが良いようです。
ですが、これもキャラに左右されるでしょう。
5 ビューラー、マスカラを使う
マスカラの二度塗りはデカ目には必須ですね。
マスカラの二度塗りはデカ目には必須ですね。
マスカラを縦に持って、横に振ると、たっぷり塗れるのだそうです。
男性キャラの場合は、やり過ぎると女性っぽくなってしまうので、
男性キャラの場合は、やり過ぎると女性っぽくなってしまうので、
やらないか、控えめにした方が良いようです。
ここでも下まつげを強調すると男っぽくなるそうです。
STEP4 完成
ではせっかくなので最後に、100均、舞台用、普通のメイクを並べてみます。
ちなみに、普通のメイクでは眉つぶしを使っていません。
眉つぶしがうまく使えたのは100均のメイクの際です。
また、今回比較対象にしなかったつけまつげは使っていません。
■100均(タレ目気味)

おわかりの通り、ブロウがひどい事になっています。
眉つぶしの上からだと、ここまで薄くなってしまいます。もうボキボキですし。
しかし、シャドウとライナーは結構良いようです。マスカラはなんか微妙…だと思います。
化粧に不慣れなのと、ちょっとだけ…ちょっとだけ目つきが悪いため、あまりタレ目に見えませんね。
■舞台用(男装)

こう見ると、3つの中でラインが一番黒いようですね。
また、眉つぶしの上からでもちゃんと書けるマジカラー。ちょっと感動しました。
マスカラは、目尻のまつげにちょっとだけ使いました。
■一般化粧品(普通の人)

他の2つはリキッドライナーなのですが、これは使い慣れているペンシルを使いました。
マスカラは3つの中で一番良いなと感じました。
実験として、眉つぶしなしでどれだけ眉毛が潰れるかということを試してみましたが、
私の限界はここでした。なんだか、このメイクの仕方が男装っぽい感じもしますね・・・。
【まとめ】
さて、やっと全て終わりました。すごく個人的感想ですが、
今まで比較してきたアイメイク道具で良いと思ったものを挙げたいと思います。
【アイブロウ】舞台用
【アイシャドウ】100均
【アイライナー】舞台用(強いて言うなら)
【マスカラ】一般化粧品
【アイシャドウ】100均
【アイライナー】舞台用(強いて言うなら)
【マスカラ】一般化粧品
こんな感じでしょうか。
そうそう一応、眉つぶしは一種類のみ使いました。
本当は、舞台用で揃えられれば良いのでしょう。
しかし、コスは衣装だけで値が張りますし、メイクでは少し抑えたいところですね。
100均メイクも、予想以上に使えます。
コスコスメ初体験の意見ですので、あまり参考にならないかもしれませんが、
コスコスメ初体験の意見ですので、あまり参考にならないかもしれませんが、
少しでもメイクの役に立てればいいかなぁと思います。
イベント参加までには、もっと上達していたいものです!
イベント参加までには、もっと上達していたいものです!
<<TuiTui編集部>>
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://tuitui.jp/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/739
