吉野家で追っかけ全種類のっけてみた

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「うまい、やすい、はやい」で有名な吉野家の牛丼。
 
最近の吉野家には「追っかけ」というサブメニューがあり、
牛丼にいろいろなトッピングをのせられるようになっています。
種類は「ねぎ玉子」「とろりチーズ」「おくらとろろ」「豆腐しらたき」の4つ。
 
先日、吉野家でもらった追っかけ割引券を眺めていて、
「これ4種類いっぺんにのっけたらどんな感じになるんだろう?」と
気になったので、実際に吉野家に行って試してみました。
 
※ 「追っかけ」についての詳細はこちら
 
 
 
【胸さわぎを頼むよ】
会社の近くの吉野家におもむき、いつものカウンター席へ。
 
牛丼特盛りを注文したあと、おもむろに
「追っかけ全部ください」と今回の目的をカミングアウト。
 
「・・・・・・追っかけ、全種類・・・ですね。ありがとうございます」
と、やや間があってから店員さんが反応しました。
心を落ち着けるのに時間がかかる注文の仕方だったようです。
なんかかわいそうだったので、ついでに味噌汁も頼んでおきました。
 
 
いつもよりちょびっと長い待ち時間。
牛丼・味噌汁以外に小鉢が5つになるので、ちょっとだけ時間が
かかっているようです。
 
 
 
【そして 彼らは来た】
  okkake001.jpg
 
どーん(丼だけに)
 
 
一人で食べに来てトレイが2つ出てきたのははじめてです。
 
アングルが遠くて見づらいと思うので、追っかけだけアップにしてもう1枚。
 
okkake002.jpg  
 
左上:「ねぎ玉子 」の白身分離器具
中央上:「ねぎ玉子」の生卵
右上:「ねぎ玉子」の刻みねぎ
左下:「豆腐しらたき」
右下:「おくらとろろ」
 
小鉢も5つ並ぶとなかなか壮観ですね。小鉢戦隊。
ちなみに「とろりチーズ」ははじめから牛丼にのっています。
 
 
 
【牛肉の上に追っかけをのせるお仕事】
さっそく、小鉢の中身を牛丼の上にぶちまけていきます。
 
まずは、既にのっている「とろりチーズ」の上に、
少量のしょうゆを入れてかきまぜた 「おくらとろろ」を垂れ流します。
この時点でなんかもう危ない感じ。
 
続いて「豆腐しらたき」をオンザドン。ボリューム感が一気に増し増し。
最後に「ねぎ玉子」の生卵を溶いて流し込み、大量のねぎを頂きに置いて
完★成
 
okkake003.jpgのサムネール画像
 
盛りすぎて下のほうの具が見えません。
もはや追っかけタワー状態。
 
写真を撮ってから気づいたんですが、卵を溶かないで上にのっけたほうが
見栄えが良かったんじゃないかと思います。
ついついいつものクセで溶いてしまいました。
 
 
 
【天地を喰らう】
いつまでも観賞していても仕方ないので、
追っかけタワーの上のほうからいただきます。
のっている追っかけの1品目ずつ食べても面白くないため、
なるべく多くの具が口に入るよう、縦にざっくりとえぐって食べます。
 
さて、問題のお味のほうは・・・・・・
 
 
・・・? ・・・・・・!? ・・・・・・! ・・・・・・!!
 
 
えー、これは・・・なんだろう。
一口分を噛んでいる間に、口の中の味が次々変わっていきます。
 
ねぎの風味を感じた直後に、溶き卵のとろっとした食感が舌に当たり、
次の瞬間にとろろの粘り気を感じたと思いきや、チーズのにおいが口の中に広がります。
お互いがまったく共存する気なしに自己主張しまくりです。
 
味が一定しないので、とにかく食べていて落ち着きません。
 
 ちなみに、味の薄い豆腐・しらたきはほぼ完全に殺されていました。
 また、大量にのっている特盛の牛肉についても、周りにあるモノたちの自己主張のせいで
あまり味を感じられませんでした。
特盛でやる意味なかったなこれ・・・。
 
 
 
さて、具が削れて下のほうに箸がとどくようになったので、ご飯にも手を出してみます。
 
 
・・・おおぅ。
 
 
下のほうは、いろんなものがご飯と混ざりあって、
言葉にしがたい味になっていました。
 
溶けたチーズ、ねばねばのとろろ、とろろにかけたしょうゆ、そして牛丼のタレ。
これらが奏でる見事な不協和音舌の上で広がります。
 
 
 
正直、下半分は結構きつい感じでしたが、頼んだからには食べるのが礼儀ということで、
時間はかかりながらもきっちり完食しました。
 
証拠写真
okkake005.jpg
 
腹いっぱいですじゃ。
 
 
 
【まとめ】
牛丼の味にアクセントを加えてくれる「追っかけ」メニューですが、
アクセントとアクセントをぶつけ合うと、かなりカオスな状態になることが分かりました。
同じことはたぶん二度とやりません。    (あ、でも追加メニュー来たらやるかも)
 
一品一品は結構イケますので、まだ味わったことのない方は、
ぜひ「牛丼+追っかけ1品」で味わってみてください!
 
(吉野家さん、変な食べ方してすいませんでした。)
 
 
<<富井 オーマ>>
 
 
 


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