【小ネタ】トンカツとキャベツが必ずセットな理由

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トンカツといえば、付け合わせはこんもり盛られたキャベツの千切りが定番ですよね。
お店によってはキャベツ食べ放題のところもありますよね。
ところで、このトンカツとキャベツの組み合わせ、いったいどうしてなのでしょうか。

トンカツとキャベツの組み合わせの発祥は、明治28年創業の老舗洋食屋「銀座煉瓦亭」。
このお店でポークカツレツにキャベツの千切りを添えて出したのがはじまりだそうです。

そもそもトンカツのヒントである西洋料理の「子牛のカツレツ」では、
付け合わせは温野菜というのが定番でした。
しかし温野菜は調理の手間がかかってしまいます。
そこでより手間がかからないように生のキャベツを合わせたのです。
当時キャベツは安くて一年中手に入りやすい野菜だったというのも理由の一つ。

ちなみにそれまでの日本では野菜を生のまま食べるということはあまりなく、
普通は煮物や漬け物で食べるものでした。
日本人が生野菜を食べるきっかけになったとも言えるこの組み合わせ。
そう考えると銀座煉瓦亭のコックさんの先見の明(?)もなかなかのものです。

ところでキャベツには、胃腸の働きを助けてくれるビタミンU(キャベジン)が



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