【小ネタ】なぜ大きな差があることを「月とスッポン」と言うのか?

  • twitter.png
両者が似ていても比べ物にならないほどかけ離れているということを表す言葉に
「月とすっぽん」がありますが、さてさて、なぜ「月」と「すっぽん」を比べているのでしょうか。
「月と太陽」とかの方がまだ比較の対象になると思うのですが、よりによってなぜ「すっぽん」?
それも「亀」とかじゃなくて「すっぽん」??? (しつこいですね)

亀の甲羅の形はどちらかといえば「六角形」をしています。
それに対してすっぽんのこうらはより「丸い形」です。
そのためすっぽんは、漢字では「団魚」と書いたり(「団」には「丸い」という意味があります。

団扇(うちわ)にも使われている文字です)、
江戸時代には「まる」と呼ばれたりするほど、「丸い」生き物の代名詞でした。
それで月と「丸い」すっぽんを比べたのかなとも思えますが、実はもう一つ有力な説があるんです。

「月とすっぽん」はそもそも「月と朱盆(しゅぼん)」であったというものです。
この「朱盆」がなまって「すっぽん」となったのだとか。
「同じ丸い物でもお月様とお盆ではとても比べ物にならない」。

こちらはなんとなく納得できます…よね?

関連する記事:3件



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://tuitui.jp/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/658