賞味期限を過ぎた食べ物は、いつまでなら大丈夫?
何気なく放っておいた食べ物の、賞味期限がいつの間にか切れていた!
なんていう話、珍しくないと思います。
なんていう話、珍しくないと思います。
しかし、期限の切れた食べ物って、
ぶっちゃけいつまでなら食べられるんだろう?
そんな疑問から、今回は賞味期限を過ぎた食べ物について
調べてみました!

●生菓子は5日以内に品質劣化、
ポテトチップスは賞味期限の1.5倍まで
洋菓子屋で売っているようなお菓子の中には、
製造日を含めだいたい5日以内で品質が急速に劣化するものがあるようです。
製造日を含めだいたい5日以内で品質が急速に劣化するものがあるようです。
ちなみに1ヶ月くらいなら見た目の変化もみられませんが、
この期限を過ぎると衛生上の危害が生じる可能性が高くなります。
またポテトチップス等については、
賞味期限の1.5倍の期間までは食べられる、
という話がテレビで放送されたようです。
賞味期限が半年だとしたら、期限後3ヶ月は食べれるようです。
という話がテレビで放送されたようです。
賞味期限が半年だとしたら、期限後3ヶ月は食べれるようです。
参考:お菓子何でも情報館
●冷凍食品は腐らないが、賞味期限は約1年
冷凍食品の賞味期限は1年位を限度に考えられています。
冷凍された食品は腐るということがない為、見た目に変化はありません。
冷凍された食品は腐るということがない為、見た目に変化はありません。
しかし水分が飛んでしまうため、冷凍焼けというパサパサな状態になります。
おいしい状態を保つには、完全に殺菌・密閉された容器を使用し、
水分活性を下げて微生物が繁殖しないよう保存すると良いそうです。
おいしい状態を保つには、完全に殺菌・密閉された容器を使用し、
水分活性を下げて微生物が繁殖しないよう保存すると良いそうです。
参考:安心!?食べ物情報
●バターは1年経つと風味が落ちる
バターの賞味期限は、開封前で冷蔵して約6ヵ月、
開封後は2週間程度と言われます。
時間が経つと、酸化でなく乾燥による変色が見られます。
時間が経つと、酸化でなく乾燥による変色が見られます。
1年位は健康被害なく食べられる例もあるようですが、風味が落ちてしまいます。
また、バターは冷凍だと開封前で
また、バターは冷凍だと開封前で
約1年保存が利くのでお勧めです。
参考:バターの知識
●卵は保存温度によって賞味期限が変わる
卵の賞味期限は、生食できる期限として表示されています。
また卵は保存温度によって賞味期限が変わり、
また卵は保存温度によって賞味期限が変わり、
10℃で57日保存可能です。
ちなみに9ヶ月の卵を食べたという人の体験談によれば、中身は乾燥して半分以下に
なっていたものの、食べても問題はなかったそうです。
また、冷蔵庫で2年過ぎた卵を振るとカラカラと固いものが転がる音がして、
軽く冷蔵庫のような異臭がするものの、外見は変わらなかったとのことです。
卵の殻って想像以上に高性能のシェルターだったんですね。
軽く冷蔵庫のような異臭がするものの、外見は変わらなかったとのことです。
卵の殻って想像以上に高性能のシェルターだったんですね。
参考:日卵協
●キムチはカビがなければ食べられる
キムチはヨーグルト同様、乳酸発酵している食品です。
製造年月日後10日ほど経った頃が食べごろだと言われています。
製造年月日後10日ほど経った頃が食べごろだと言われています。
製造者によって賞味期限は3週間程とされていますが、
発酵が進むと酸味が強くなり、乳酸菌が豊富な状態と言えます。
発酵が進むと酸味が強くなり、乳酸菌が豊富な状態と言えます。
更に時間が経つと、さすがのキムチも腐り、カビが生えてきます。
基本的にカビがなければ食べられるようですが、
腐敗臭がしたら食べるのを控えましょう。
参考:オモニが作る本格キムチ
●ヨーグルトは2週間過ぎても食べられる
ヨーグルトは、工場出荷後も乳酸菌が乳糖の分解を続ける生きた食品です。
味と栄養が損なわれず、適度な乳糖が残っている期間が賞味期限です。
味と栄養が損なわれず、適度な乳糖が残っている期間が賞味期限です。
また、開封後は乳酸菌が死に、空気中の雑菌が繁殖するので注意しましょう。
以前放映されたテレビによると、賞味期限を2週間過ぎても食べられるようでした。
酸味が増し、乾燥して固まりができますが、見た目にも問題はありません。
以前放映されたテレビによると、賞味期限を2週間過ぎても食べられるようでした。
酸味が増し、乾燥して固まりができますが、見た目にも問題はありません。
参考:healthクリック
●納豆は賞味期限を過ぎるとアンモニア臭がする
納豆の賞味期限は、アンモニア臭が発生しない時期とされています。
期限を2週間ほど過ぎた、アンモニア臭がする納豆を好む人もいるようで、
風味は落ちますが、健康面に問題は無いようです。
期限を2週間ほど過ぎた、アンモニア臭がする納豆を好む人もいるようで、
風味は落ちますが、健康面に問題は無いようです。
腐るとツンとする臭いや、焦げたような臭いが発生します。
見た目には、茶色っぽくドロッと水っぽくなったり、糸を引かなくなったりします。
食感はシャリシャリとした砂を噛んだようで、苦味がでてきます。
さらに日がたつと表面に白い粒々したアミノ酸の結晶が表れてきます。
さらに日がたつと表面に白い粒々したアミノ酸の結晶が表れてきます。
参考:納豆学会。
●缶詰は10年以上経っても形が崩れない
缶詰の賞味期限はジュースで9ヶ月、ジャムで1年、
ツナ缶で3年とされています。
先日、日本缶詰協会保管の賞味期限切れ缶の、味見実験記事を読みました。
13年前のハッシュドビーフ缶はチーズ風な匂い、ちょっと嫌な感じだそうです。
また果敢にも挑んだ25年物さけ缶は、金色の塗装が少しはがれた外観。
漂う匂いからして危険で、口に含んですぐうがいが必要だったようです。
味はともかく、何十年経っても食品の形状を保てる缶、凄いと思いませんか?
味はともかく、何十年経っても食品の形状を保てる缶、凄いと思いませんか?
●レトルト食品は賞味期限が切れて数年経つとダメ
軽量・コンパクト・3年長期保存可能な、非常食にも適したレトルト食品。
賞味期限切れ4年経過のものを食べた人の体験談によると、
ソースの匂い自体は問題無いのですが、野菜は原型を留めない模様です。
賞味期限切れ4年経過のものを食べた人の体験談によると、
ソースの匂い自体は問題無いのですが、野菜は原型を留めない模様です。
微妙な不快さを感じる味で、
食後二時間も経たずトイレ行きになったそうです。
保存性が高い言えど健康を害する場合もあるので、
期限が切れたものはむやみに食べないに越したことは無いですね。
保存性が高い言えど健康を害する場合もあるので、
期限が切れたものはむやみに食べないに越したことは無いですね。
参考:食中毒への道
●カップ麺は2~3ヵ月過ぎても食べられる
カップ麺は賞味期限を過ぎたからといって、
すぐに食べれなくなるものではないそうです。
しかし、たんぱく質等と違い、酸化した油は見た目に腐っているかわからず、
古いカップ麺を食べた人の中には、じんましんが体中に出て
死ぬ思いをしたという人もいるそうです。
ただ、元々含まれる添加物等の問題や、体質的にカップ麺が合わない場合、
その時の体調などにもよるので、一概に賞味期限が理由とは言えませんが、
その時の体調などにもよるので、一概に賞味期限が理由とは言えませんが、
やっぱり気をつけるに越したことはありませんね。
●水道水は冷蔵庫で1週間、
ミネラルウォーターは2ヵ月経っても問題なし
水道水の賞味期限は冷蔵庫保管で1週間程度です。
消毒などを行って雑菌が付いていない容器に煮沸しない水道水を注ぎ、
消毒などを行って雑菌が付いていない容器に煮沸しない水道水を注ぎ、
黒いビニール袋やダンボールなどで、光を当てず暗い状態にすれば、
3ヶ月程度は保存できます。
ちなみに、賞味期限2ヶ月後のミネラルウォーター
を飲んでも問題ない様です。
無味無臭の水が腐ると、濁りがあったり変な臭いや味がしたりします。
専門家の話によると、水は流れている状態、振動した状態なら腐らないそうです。
無味無臭の水が腐ると、濁りがあったり変な臭いや味がしたりします。
専門家の話によると、水は流れている状態、振動した状態なら腐らないそうです。
参考:水比較.com
●ビールは賞味期限を過ぎると酵母の死骸で濁る
本来のおいしさを味わうためのリミットとして、
ビールの賞味期限は製造から9ヵ月とされています。
期限が切れた直後から酸化が進んだり、すぐお腹をこわすということはありません。
ビールの賞味期限は製造から9ヵ月とされています。
期限が切れた直後から酸化が進んだり、すぐお腹をこわすということはありません。
しかし、長く保存すると酸化が進むことで異臭がしたり色が変色したりします。
賞味期限切れのビールは酵母の死骸が舞って濁っているので、
オリを沈めた上で上澄みを少しづつ飲んでみましょう。
賞味期限切れのビールは酵母の死骸が舞って濁っているので、
オリを沈めた上で上澄みを少しづつ飲んでみましょう。
【まとめ】
おいしく食べられる期間として定められている賞味期限はなんだか漠然としていて、
多少切れても気にならない人、期限を越えたらすぐ捨てる人など、
多少切れても気にならない人、期限を越えたらすぐ捨てる人など、
捉え方は様々です。
しかし製造者が根拠を持って記載するからにはそれなりの理由があってのことです。
見た目や匂いや味に問題ないからと言ってむやみに食べたり、
わざわざ健康を害してまで期限切れ食品にチャレンジすることもありません。
見た目や匂いや味に問題ないからと言ってむやみに食べたり、
わざわざ健康を害してまで期限切れ食品にチャレンジすることもありません。
やはり賞味期限に従って、
おいしく食べるのが一番!
と、この調査を通じて筆者は改めて思ったのでした。
≪TuiTui編集部≫

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