寝言に返事をしてはいけない理由

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いびきをかく人、歯軋りする人、
寝相の悪い人、寝言を言う人…
寝てる状態も千差万別十人十色。
寝言を言う人に関して
「寝言に話しかけてはいけない」とよく言います。
 
でも、その具体的な理由って、
聞いたこと無いですよね。
今回は小さな謎
「なぜ寝言に話しかけてはいけないのか」について
諸説ご紹介します。
 
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◆寝言に返事すると魂が戻れなくなる説
寝言に返事をすると魂が戻れなくなる、
というのは昔からよく聞く話。
『眠っているときには魂が離れる』という信仰上の理由や、
枕の語源が『魂の宿るところ→魂座(たまくら)』
という理由等、色々あるようです。
他にも、眠りは神聖なものなので
話しかけてはいけない、という説もあるそうです。
 
参考:カラダの不思議
 
 
◆寝言に返事をすると死んでしまう説
とあるお家の旦那さんが「いいところだな」「おいしいなぁ」
なんて寝言を言ってたそうな。
奥さんが、「今どこにいるのよ」「何食べてるのよ」
と旦那に話しかけていたら、
その旦那さんが急に死んでしまったそうな。
 
それ以来、
「寝言を言っていても絶対に話しかけちゃいけないよ、
死んじまうからな!」
という戒めになったとかならないとか・・・。
これも前述の「寝言に返事すると魂が戻れなくなる説」
に関連してるのでしょうか…。
ところでこの旦那さんは
どんな夢を見ていたのでしょう…。とりあえず、こわっ!!
 
参考:harikonotora
 
 
◆現実世界に戻れなくなる説
神話や民話において、
「寝言を言っている=眠っているときは、
”あっちの世界=黄泉の国?”に行っている。
その最中に○○○すると、
”こちらの世界”に戻って来られなくなる
という話が多いそうです。
 
この場合はあっちの世界から帰ってこれなくなる、
つまり気が狂ってしまう、というもの。
他にも「寿命が縮む」「3回答えると、
寝言を言った人が死ぬ」などの恐ろしい話もあります。
これら全ては、「睡眠中にさまよう世界=黄泉の国」への
畏怖から来る迷信と言えるかもしれません。
 
参考:msn相談箱
 
 
◆眠っていても“あれ”は目覚めている説
寝言で人の名前を呼ぶ姿を見ると、
つい声をかけたくなりませんか?
眠ってはいるものの、
その人の脳は起きている状態です。
 
しかしそこに声をかけると、
脳が休めなくなってしまうのです。
だから話し掛けたりせずにそっとして、
脳を休めるお手伝いをしてあげましょう。
 
参考:優しい睡眠法
 
 
◆睡眠の種類で変わる説
“レム睡眠”と“ノンレム睡眠”という名前に
聞き覚えはないですか?
眠りの浅いレム睡眠時の夢は現実生活に近く、
普段気になっている事などを
かなり明瞭に口に出してしまう傾向があります。
そんなときに刺激を与えられると、
脳がゆっくりと休めません。
なのでやっぱり話しかけたりせず、
脳が休めるようにそっとしておいてあげましょう。
 
 
 
◆体調に関わる説
人は寝言を言うとき息継ぎをせずに、
一気に話すらしいです。
呼吸困難とまではいきませんが、
呼吸気系にとっては負担になることもあるでしょう。
 
また、あるタレントの話では、
家族が彼の寝言に話しかけると、
翌朝そのタレントは頭痛になるそうです。
寝言に答えることで寝ている人の体調が
悪くなってしまうという例ですね。
寝言を言う時は、いわば眠りが浅い状態です。
その状態がずっと続けば、
体の疲れが残ってしまいそうですよね。
 
 
 
【まとめ】
色々な説がありましたが、言い伝えや宗教的なもの、
科学的裏づけのありそうなものまで様々あり、
なぜかどれも納得できそうな気がするから不思議です。
少なくとも寝ている人の体調を気遣えば、
寝言に返事をしないに越したことは無いようですね。
けど、他人の夢って気になりますよね。
ドラえもんじゃないけれど、
人の夢を覗ける道具があれば使いたいと思う筆者なのでした。
 
 
≪TuiTui編集部≫
 
 
 



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