駄菓子をグルメ記事風に書いてみた ~ビッグカツ編~

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「ずっと かわらない おいしさ!」

今回食した、すぐる社の「ビッグカツ」のパッケージコピーだ。
これほど当を得たコピーがあるだろうか?
駄菓子屋の定番商品でありながら、
スーパーやコンビニでも購入できる手軽さ。
少々言い過ぎかもしれないが、もはや国民食と言えなくもない。
  
ハッキリ言えば慣れ親しんだ駄菓子ではある。
今更、食べた感想など書けるのか?
自分で商品を選んでおきながら、そんな疑問が一瞬頭をよぎったが、
改めて食べてみると、その心配は必要ないことに気づいた。

foodpic1590345.jpg パッケージの封を開け、まず印象的なのは香りだ。揚げ物と、ソースの香りをほのかに漂わせてくる。姿を見なくても、カラッとしている衣がすでに想像できる。
指を伸ばし、パッケージから取り出すと、全体が鮮やかなキツネ色に染まったビッグカツが姿を現す。
何年経とうとも変わらない姿に、安堵感すら感じてしまう。
 
 

foodpic1590348.jpg嗅覚、視覚で満足した後は、いよいよ味覚だ。衣を噛んだ瞬間、“サクっ”という心地良い音を出す。

いや、正確には出ていないかもしれない。

ビッグカツ自体の厚さはないため、誰もが聞き取れる音は出ていないだろう。
しかし、確かに音は聞こえるのだ。
サクサクの食感と舌触りが、
噛んだ本人のイメージを増幅させているかもしれない。それもビッグカツの魅力ということであろう。
 
  
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1/3程を口の中に入れると、広がってくるのは
ソース酸味と油の甘み。
魚肉ベースの中身は程良い噛み応えを得られる。
噛めば噛むほど、ソース、油、魚肉が融合し合い、
味わい深くなるから不思議だ。
しかし、なぜここまでしっかりした味を楽しめるのか? パッケージの裏を読んでみると、その秘密が書かれてあった。
 
 
すぐる社のビッグカツは、衣にソースを練り込んで揚げているのだ。
どこを食べてもしっかりした味わいと、豊かな香りを楽しめるのはこれが理由。
変わらない味と見た目以上に、目に見えない工夫と技で、確かな味を提供してくれるビッグカツ。「ずっと かわらない おいしさ!」というコピーの深さを改めて実感した。
 
 
<<西 康三>>
 
 


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