駄菓子をグルメ記事風に書いてみた ~ビッグカツ編~

「ずっと かわらない おいしさ!」
今回食した、すぐる社の「ビッグカツ」のパッケージコピーだ。
これほど当を得たコピーがあるだろうか?
駄菓子屋の定番商品でありながら、
スーパーやコンビニでも購入できる手軽さ。
少々言い過ぎかもしれないが、もはや国民食と言えなくもない。
今回食した、すぐる社の「ビッグカツ」のパッケージコピーだ。
これほど当を得たコピーがあるだろうか?
駄菓子屋の定番商品でありながら、
スーパーやコンビニでも購入できる手軽さ。
少々言い過ぎかもしれないが、もはや国民食と言えなくもない。
ハッキリ言えば慣れ親しんだ駄菓子ではある。
今更、食べた感想など書けるのか?
自分で商品を選んでおきながら、そんな疑問が一瞬頭をよぎったが、
改めて食べてみると、その心配は必要ないことに気づいた。
今更、食べた感想など書けるのか?
自分で商品を選んでおきながら、そんな疑問が一瞬頭をよぎったが、
改めて食べてみると、その心配は必要ないことに気づいた。

指を伸ばし、パッケージから取り出すと、全体が鮮やかなキツネ色に染まったビッグカツが姿を現す。
何年経とうとも変わらない姿に、安堵感すら感じてしまう。

いや、正確には出ていないかもしれない。
ビッグカツ自体の厚さはないため、誰もが聞き取れる音は出ていないだろう。
しかし、確かに音は聞こえるのだ。
サクサクの食感と舌触りが、
噛んだ本人のイメージを増幅させているかもしれない。それもビッグカツの魅力ということであろう。

1/3程を口の中に入れると、広がってくるのは
ソース酸味と油の甘み。
魚肉ベースの中身は程良い噛み応えを得られる。
噛めば噛むほど、ソース、油、魚肉が融合し合い、
味わい深くなるから不思議だ。
ソース酸味と油の甘み。
魚肉ベースの中身は程良い噛み応えを得られる。
噛めば噛むほど、ソース、油、魚肉が融合し合い、
味わい深くなるから不思議だ。
しかし、なぜここまでしっかりした味を楽しめるのか? パッケージの裏を読んでみると、その秘密が書かれてあった。
すぐる社のビッグカツは、衣にソースを練り込んで揚げているのだ。
どこを食べてもしっかりした味わいと、豊かな香りを楽しめるのはこれが理由。
変わらない味と見た目以上に、目に見えない工夫と技で、確かな味を提供してくれるビッグカツ。「ずっと かわらない おいしさ!」というコピーの深さを改めて実感した。
どこを食べてもしっかりした味わいと、豊かな香りを楽しめるのはこれが理由。
変わらない味と見た目以上に、目に見えない工夫と技で、確かな味を提供してくれるビッグカツ。「ずっと かわらない おいしさ!」というコピーの深さを改めて実感した。
<<西 康三>>

関連する記事:2件
- 駄菓子をグルメ記事風に書いてみた ~ヨーグル編~(2011年03月08日|西 康三)
- 大人の嗜好品として駄菓子を味わう(2010年01月25日|西 康三)

トラックバック(0)
トラックバックURL: http://tuitui.jp/cgi-bin/mt4/mt-tb.cgi/632
