【小ネタ】回転寿司のスピードの秘密

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庶民の味方回転寿し。
寿司好きの日本人にとっていまやなくてはならないお店です。
ところで回転寿司が回るスピードって、どれくらいの速さか知ってました?

一般的なコンベアーのスピードは約秒速4㎝。時速に直すと約時速0.14Km。
回転寿司用のコンベアーはそのほとんどが石川県で制作されており、
工場出荷時の標準設定値がこの秒速4㎝なんだそうです。
お寿司を待つお客様を待たせ過ぎず、かつ皿を取りやすい速度なんですね。

関東と関西でスピードが違うなんていう噂もありますが、これは本当なのでしょうか。
関東と関西では電気の周波数が違うため、スピードに若干の差は出てきます。
一説によれば関西人は気が短いから関東よりも速く回るなんていう話もありますが、
実際はお店ごとに細かいスピードの設定が行えるということなので、
結局スピードもお店によってまちまちというのが本当のところのようです。

では最期に回転寿しの発祥について。
回転寿し誕生の歴史は意外に古く、1958年に東大阪市の近鉄・布施駅前でお店をはじめた
「廻る元禄寿司」が日本で最初の回転寿し。
なんと半世紀も前から回転寿しは日本人に愛されてきたのです。
開店当時のキャッチコピーは「人工衛星廻る寿司」。
旧ソ連が行った人類初の人工衛星打ち上げにちなんだものらしいですが、時代を感じますね。
その後1967年にフランチャイズ1号店となる仙台店がオープン。
そのため回転寿しの発祥は仙台だと思われていることが多いようですが、
元祖は大阪だったんですね。

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