コーヒーの濃度を限界にすると......グロい!
突然ですが、懐かしのこの記事、覚えてらっしゃいますでしょうか?
マグカップにコーヒーどのくらい溶けるかな? と思ったら全部溶けてしまい
その1杯でカフェインが致死量を越えてしまったというちょっと危険な企画です。
この記事をアップした後に、
「結局どのくらいの濃さが限界なの?」
という疑問が残ったままとなっておりました。
そこで、そろそろ1周年ということで、コーヒー濃度の限界を検証してみることにしました。
その1杯でカフェインが致死量を越えてしまったというちょっと危険な企画です。
この記事をアップした後に、
「結局どのくらいの濃さが限界なの?」
という疑問が残ったままとなっておりました。
そこで、そろそろ1周年ということで、コーヒー濃度の限界を検証してみることにしました。

実験は簡単。
計量カップでお湯の量を図りながら、コーヒーを溶かしてシェイクします。
前回の実験で、少量の水でコーヒーがみるみる溶けていくのは実験済み。
そこで「お湯にコーヒーを溶かす」のではなく「コーヒーの瓶にお湯を入れて溶かす」ことにしました。

まず25mlほどお湯を投入。
さすがのフリーズドライの液体還元具合。25mlでこの溶けようです
さらにお湯を続けて投入し、50mlほどお湯が入りました。
さすがのフリーズドライの液体還元具合。25mlでこの溶けようです

さらにお湯を続けて投入し、50mlほどお湯が入りました。
いい感じにペースト状!
おそらくここが「コーヒーの飽和状態」ではないかと思われます! 

瓶から出してみると、こんな感じの形状。グロい!
「ごはんですよ」ライクな見た目ですが、
パンチの効いた香ばしさ、服に付くと落とせない粘着さ、
1年ごしでよみがえる凶悪飲料です。

というわけで、これが最強飽和状態のコーヒー。
40gの粉にお湯が50mlですので、
コーヒー:お湯が4:5の状態と覚えてください!(限りなくムダ知識ですが……)

なんというか……、見た目がとってもグロいです……。
【後日談】
さすがにこのままでは飲めないので、普通のコーヒーとしていただくべく、薄めてみることにしました。
左が飽和コーヒーに50ml、右が100mlお湯を追加したもの。
左が飽和コーヒーに50ml、右が100mlお湯を追加したもの。


ようやくコーヒーらしい茶褐色になり、グロさが緩和。よかった……。
その後は2リットルの容器に移し替えて適量のお湯で薄めました。
この時点では、実験が終わった安心感でいっぱいだったのですが……。
ここでひとつ気になったことが。
この異様な泡立ちです。
(容器の色と混ざって見えづらいですが、2cmくらいの泡が表面を覆っています)
しかも、時間が経ってもこの泡がなかなか消えません。なんだこの泡!
(容器の色と混ざって見えづらいですが、2cmくらいの泡が表面を覆っています)
しかも、時間が経ってもこの泡がなかなか消えません。なんだこの泡!

そこで、この泡についてちょっと調べてみると、
インスタントコーヒーを泡でモコモコにして飲む「泡コーヒー」なるものを知りました。
泡コーヒーの作り方には、
泡コーヒーの作り方には、
「始めに少量のお湯にコーヒーを溶かして練る」
とあり、偶然にも私が作ったコーヒーの作り方と酷似! (参考:とろ~り泡コーヒーの作り方)
飽和コーヒーをつくろうと思っていたら、知らないうちに泡コーヒーを作ってしまっていたようです。
(この参考URLほど練ってはいないので、泡の立ち方が中途半端ですが……)
(この参考URLほど練ってはいないので、泡の立ち方が中途半端ですが……)
味のほうですが、ちょっとクリーミーで美味しいです! まろやか!
一晩経って冷やしたコーヒーも飲みましたが、
普通のインスタントコーヒーよりも優しい味がしました。
この泡コーヒーはまったくの偶然の産物ですが、
この泡コーヒーはまったくの偶然の産物ですが、
カフェイン量的にも安全ですので、是非ためしていただきたいと思います!
(余談でした)
<佐藤ゲルニカ>

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