【小ネタ】ハブとマングースは実は天敵じゃなかった

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ハブとマングースといえば天敵であり、
沖縄ではこの2匹を戦わせるショーがあったことでも有名です。
しかし、マングースはもともとアフリカやインドネシアに分布しており、
沖縄には生息していなかった生き物。
それがなぜ、沖縄でハブと戦うハメになったのでしょうか。

マングースに毒耐性はないものの毒蛇に対抗できるだけの能力があり、
他の国では毒蛇やネズミの駆除のためにマングースを利用していました。
ハブの血清ができる前の沖縄では、今以上にハブの被害に悩まされており、
イタチを放してみたら逆にハブに全滅させられたり、
毒を撒こうにも他の生き物へ影響が出てしまうから断念したりと
いろいろな対策を考えましたがどれも効果が出ません。
そこで、マングースならいけるのではないかと考え、
実際にハブとマングースを戦わせてみたところマングースがハブに勝利。
そこでマングースを島に放すことになり、現在に至るのです。


ところが現在では、マングースは駆除対象となっています。
その原因はいくつかあり、ハブは夜行性なのに対してマングースは昼行性、
また、マングースにとってはハブより弱い動物や食べ物がたくさんあるのに、
わざわざハブを襲うメリットもないのです。
沖縄には貴重な動物も多く生息し、
それをマングースが補食してますます数が減ってきているとのこと。


ショーでハブとマングースが戦っていたのは、限られた範囲の中だったからであり、
本来は出会ったとしても互いに避けるような間柄なんだそうです。
この勝負、大抵はマングースが勝つそうなのですが、ショーが行われるのは昼間で、
夜行性のハブにとってはそれだけで不利な条件。
しかし、毒耐性のないマングースがハブに噛まれると毒がまわって死んでしまうので、
まれにハブが勝つこともあるそうです。



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