【小ネタ】土用の丑の日にウナギを食べるようになったのは偶然だった?

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土用の丑の日といえば、ウナギを食べる日として広まっていますが、
この文化ができたのは江戸時代。
平賀源内という蘭学者(西欧の学問や文化を研究していた人のこと)
が知り合いのウナギ屋に商売がうまくいかないと相談され「本日土曜丑の日」という張り紙を
店先に貼るようアドバイスしました。
丑の日に「う」の文字がつくものを食べると夏負けしないという民間伝承があり、
源内はそれを利用したのですが、これをきっかけにウナギ屋は大繁盛。
それを他のウナギ屋も真似したことで、
土用の丑の日にウナギを食べる習慣が出来たといわれています。

それまでは、ウナギは胃もたれするので夏にはあまり売れていなかったそうですが、
今では夏以外の土用の丑の日にもウナギを食べるよう働きかけているそうです。
もしこのとき源内に相談したのが梅干し屋やうどん屋だったら、
別の文化になっていたかもしれませんね。


ちなみに美味しいウナギの見分け方は、お腹辺りの薄い肉の部分が上を向いて巻いており、
全体的に幅広。表面にざらざら感があってぺたっとしているものを選ぶようにしましょう。
逆においしくないウナギは、お腹の薄い肉が下向きに巻いており、
全体的に細長く身が盛り上がって見えるもの。
生臭かったり身も皮も固かったりすることがあるので、注意しましょう。

もし固いウナギを買ってしまっても、柔らかくする方法があるので参考にしてみてください。

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