【小ネタ】喫茶店で水が出てくる理由

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喫茶店に入ったら、まず水が出てきますよね。
もちろん他の飲食店でも水は出てきますが、
喫茶店にコーヒーや紅茶目当てで行く人も多いと思います。
フランスやイタリアにはこういった習慣はないそうですが、なぜ水が出てくるのでしょうか。

実はこの習慣は、ウィーンに由来しているのです。
アルプスに近いウィーンでは良質な水が豊富にあり、

 

皇帝が自分の領地の井戸を市民に開放していました。
その名残で、今でもウィーンのカフェでは水とコーヒーがセットで出されています。

水が別注文のヨーロッパの中で、このサービスはとても嬉しいもの。
おまけにアルプスの清水が源泉となっているため、とても美味しいのです。

 
普通の水ではなくレモン水を出すところも多いようですが、
実は水道水の塩素を取り除くためにレモンを入れていたのです。
レモンに含まれるビタミンCが残留塩素を分解してくれるので、
ビタミンCが入っているのならレモン以外でもいいのですが、
レモン風味をつけることによって爽快感を味わえるためレモンを使用しているのです。

最近では水を出さないところやセルフサービスのところも増えているようですが、
本来はウィーンと同じく水に恵まれた地域だったから広まった習慣だったんですね。

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