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突然ですが、「お化け煙」というものをご存知でしょうか？　

駄菓子屋に売っていた（今も売っているかもしれません）商品で、
人差し指にパッケージの中身をつけて親指とこすりあわせると、
燃えているわけでもないのに煙のようなものが出るという不思議な商品でした。

そのお化け煙を、なんと家庭でも簡単に作ることができます。
指先から煙を出して、周りをびっくりさせましょう！



■材料

 

必要な材料はマッチ箱だけ。
正確には、マッチを擦る茶色い部分。
材料以外に、カッターやはさみがあると作業が楽ですよ。



■自作お化け煙の作り方
マッチを擦る茶色い部分だけを切り取り、

 

 

さらに、余分な紙の部分をはがしていきます。できるだけ薄くしましょう。
ちぎると余分な紙の部分が取りやすくなります。

 

ある程度の量が集まったら皿の上におきます。

 

そして、これを燃やします。

 

 

簡単に燃えますが、
このとき、かなりの煙が出るので注意してください。

 

 

居間でやっていたら、こんなことになりました……。
臭いも結構きついので、換気扇の下や屋外でやったほうがいいと思います。

 

燃え終わると、こんな感じに。

 

燃えカスを取ると、茶色いペースト状のものが残ります。
これで完成です。

 

 

■自作おばけ煙の使い方

茶色いペースト状のものを指につけます。

 

 

そして、軽くこすると……、

 

この通り、火を使っていないのに白煙が！

 

この現象は、茶色いペースト状のものに含まれる、
五酸化二リンが皮膚の水分と反応することによって起こるのだそうです。

本物のお化け煙は、ゴムの樹脂によって煙っぽく見せているので、
まったく同じではありませんが、煙が出ているという事実にかわりはありません。

 

 

【まとめ】
マッチがあれば誰でもすぐにできる、このワザ。
飲み屋で余興としてやるのもいいかもしれませんね。
ただ、煙が結構出て、なおかつ臭いので周囲に迷惑をかけないように気をつけましょう。
また、五酸化二リンには毒性があるようなので、行う際は自己責任でお願いします。
燃やすときの換気や、指につけたあとの手洗いはしっかり行ってくださいね。
それでは、楽しいお化け煙ライフを！

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