【小ネタ】名作映画のタイトルの意外な意味

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日本を代表するアニメ映画をいくつも手がけるスタジオジブリ。
「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞を受賞した今では、
世界的にも有名になり色々な作品が海外で公開されています。
 
中でも1986年に公開された「天空の城ラピュタ」は
今でも人気の作品ですが、アメリカ版ではタイトルが「Castle in the Sky」となっています。
 
ラピュタはジョナサン・スウィフトが書いた
「ガリバー旅行記」をもとに作られていますが、
「ガリバー旅行記」は社会風刺のために書かれたもので、
「ラピュタ」という単語はスペイン語で「淫売」という意味でした。
宮崎監督は当時その事を知らなかったようです。
 
アメリカでは中南米からの移民や学校でスペイン語を学ぶ人も多いため、
かなりの人がスペイン語を理解できます。
そのためタイトルから「ラピュタ」が削られてしまいまったのです。
確かに、そんな単語の入った作品を子供に見せる親はいませんよね。
しかし作中で「Laputta」という文字が出てくるほか、
「ラピュタ」という単語はそのまま使われているそうです。

日本の名作の意外な一面ですね。



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