50年以上の歴史を持つお菓子たち
発売してすぐに人々の前から姿を消してしまうお菓子が多い中、
50年以上にわたって発売され続けているお菓子を紹介します。
思わず、「懐かしい!」と思ってしまうような商品も。
さて、あなたはいくつ食べたことがありますか?
■50年を超えるロングセラー
不二家 ミルキー 1951年
「ミルキー」はまだまだ健在。上の写真のように新製品も出てきています。
【ほかにも】
オリオン ココアシガレット 1951年
コリス フエラムネ 1952年
グリコ アーモンドグリコ 1955年
明光製菓 こざくら餅 1955年
カンロ カンロ飴 1955年
おやつカンパニー ベビースターラーメン 1958年(発売時の名前はベビーラーメン)
ロッテ クールミントガム 1960年
■70年を超えるロングセラー
中野物産 都こんぶ 1931年
名前、パッケージからも歴史を感じる「都こんぶ」はもうすぐ80歳。
【ほかにも】
グリコ ビスコ 1933年
明治製菓 クリームキャラメル 1934年
■80年を超えるロングセラー
明治製菓 ミルクチョコレート 1926年
大きくて安い。チョコレートの定番ともいえる「ミルクチョコレート」。
【ほかにも】
明治製菓 カルミン 1921年
グリコ グリコ 1922年
森永製菓 マリービスケット 1923年
セイカ食品 ボンタンアメ 1926年
明治製菓 サイコロキャラメル 1927年
■90年を超えるロングセラー
森永製菓 ミルクキャラメル 1913年
パッケージに書かれた、滋養豊富、風味絶佳の文字がいい味を出している、「ミルクキャラメル」。
「なんだか栄養がありそう!」と思ってしまうのは自分だけでしょうか?
経験上、噛むと歯の詰め物が取れるので、なめるのがおすすめです。
さすがに、これが一番のロングセラーお菓子だろう……。
そう思った方はいませんか?
まだです! まだあのお菓子がありました!
■1世紀(100年)を超えるロングセラー
佐久間製菓 サクマ式ドロップス 1908年
この画像はwikipediaからお借りしたものであり、著作権はSug氏にあります。
驚異の1世紀超えです。
サクマ式ドロップスというと、思い浮かぶのが「火垂るの墓」。
「火垂るの墓」の時代設定は1945年なので、
あの映画の中ですら40年近い歴史を持ったお菓子だったのです。
【最後に】
あらためて、ドロップやキャラメルにこれだけの歴史があったことに脅かされました。
これはもはや、日本の伝統食と言ってしまってもいいのではないでしょうか?
今度食べるときは、歴史の重みを感じながら食べてみようと思います。
<<凱旋門 昇>>

関連する記事:3件
- 偽肉で殺生は終わるのか? 錬金術で人工肉をつくる!(2010年03月02日|佐藤ゲルニカ)
- 大人の嗜好品として駄菓子を味わう(2010年01月25日|西 康三)
- "飛び散り"にさよなら。最強のフタの開け方(2009年12月12日|凱旋門 昇)

