ガムの包み紙は雑学の玉手箱
なんとなく粒ガムの勢いに押されて、
最近あまり目立たないような気がする板ガム。
しかし板ガムには、粒ガムにはない特徴があるのです。
それは包み紙に情報を載せられるということ。
板ガムの包み紙をよく見ると雑学が載っていて、ガムを噛みながら楽しむことができます。
今回はそんな板ガムの包み紙に書かれている雑学を紹介します。
■フリーゾーンガム
噛むことは全身の健康に大きく関係しているといわれています。
「健康ガムカムダンベル体操」は早稲田大学の鈴木正成教授の監修により開発された、
「噛む働き」を取り入れた新しい健康体操です。
舌を噛みそうで噛まない絶妙なネーミング。
さすが早稲田大学教授の監修ですね。
といっても、教授が名前まで決めたかどうかまではわかりません。
日本の平均寿命は男性79.00歳、女性85.81歳で世界一の長寿国です
(厚生労働省「平成18年簡易生命表」より)。
いつまでも元気に過ごしましょう。
平均年齢以上に気になるのが「平成18年簡易生命表」の部分。
「平成20年簡易生命表」が出ているのになぜ平成18年?
すごく古い売れ残りのガムを買ってしまったのだろうか? と購入者を不安にさせる包み紙。
■ブルーベリーガム
香料という意味の英語【perfume】の語源は、ラテン語【per fumum=煙を通して】!
肉を焼く際、香料を使用していたことに由来しています。
1709年、世界初のオーデコロンがつくられました。
つくったのはイタリアの床屋さんだったそうです。
「へぇー、そうなんだ」と思いながら他の包み紙を見ていると、、
突然現れるアミダくじ。
板ガムの包み紙には、こんな変化球もあるんですね。
■眠気スッキリガム
気持ちの良い目覚め
心地よい眠りを突然破る目覚まし時計の音よりも、人の声で優しく起こしてもらう方が、
意外にも気持ちよくスッキリと目覚めることができるそうです。
だそうです。
もっとも自分の場合は人の声以前に、
犬に踏まれて起きることが多い環境から抜け出すことが先なのですが。
トイレで手洗い
「仕事中についウトウトしてしまう」というアナタ。
そんな時はトイレで手を洗ってみましょう。
手が冷えると、一時的に頭がスッキリして目が覚めますよ。
実践してみましたが、これは効果あります。
皆さんもぜひ試してみてください。
■グリーンガム
ロッテ創業時の本社だった新宿工場では発売当時からずっとグリーンガムを作り続け、
今も変わらぬおいしさを提供しています。
「そうなんだー」、と思ったのはここまで。
残りは、
お口にグリーンエチケット × 3
愛され続けて50年 × 3
おいしさ長続き! × 2
(右下の包み紙に上で紹介した雑学が載っています)
日本におけるNo.1ロングセラーガムには、小細工など必要ないんだよ。
そんな、ロッテの自信がうかがえます。
【最後に……、こんなものもありました】
ブルーベリーガムにあったメッセージ記入欄。
メッセージ包み紙:メッセージを書きこんでご使用ください。 との一文。
一体どのような状況のときに何を書きこめばいいのか……。
このメッセージ欄を有効活用する人が、果たしてどれくらい存在するのかわかりませんが、
これも板ガムならではのアイデアといえるでしょう。
皆さんも、ぜひ板ガムを買って雑学をゲットしてみましょう。
<<凱旋門 昇>>

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