戦車を運転するのに必要な資格

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そういえばあれって普通に運転できるの?
そう思った乗り物って結構ありませんか。ちょっと気になったので調べてみました。
意外と普通の免許もありますので、これから乗りたい人は参考に!
 
 
 
 
【戦車】
大型特殊自動車免許(大型カタピラ限定)
 
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写真出典:陸上自衛隊
 
移動の際は公道を走るので、公安委員会が発行する一般の免許が必要。
ただし、自衛隊内で運用されるMOS資格(特技区分)が必要です。
もちろん自衛隊内で厳しい操縦訓練が行われます。
 
 
 
 
【戦闘機】
操縦資格
 
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言葉だけ見るとシンプルですが、
基本飛行訓練を約1年、次に約10カ月、機種ごとの戦闘機操縦過程を経て
やっと実機を操縦できます。
ちなみに操縦資格は分類ごとに資格が必要なので戦闘機が操縦できるからといって、
民間の飛行機を操縦できるわけではありません。
 
 
 
 
【消防車】
機関員
 
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法律的にみれば、普通免許(ポンプ車・救急車)、大型免許(はしご車)、
大型特殊免許(救援車)で運転できます。
ただし、赤色灯を回し走る消防車は運転できません。
自動車や積載機材について熟知している必要と、緊急車であるということから
「機関員」という資格が必要です。
 
 
 
 
【鉄道】
甲種蒸気機関車運転免許
甲種電気車運転免許
甲種内燃車運転免許
新幹線電気車運転免許
 
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いろいろあります。
甲種蒸気機関車運転免許は「SL」。
甲種電気車運転免許は「電車」。
甲種内燃車運転免許は「汽車(ディーゼル車)」。
新幹線電気車運転免許は「新幹線」です。
甲種とはJRや私鉄などの鉄道運転資格。
対して乙種の資格も存在し、それは路面電車の運転が可能です。
 
 
 
 
【気球】
熱気球操縦士技能証


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日本気球連盟の会員であること、筆記試験に合格、規定以上の訓練飛行を行うなど、資格取得にはいくつか条件を満たす必要があります。航空機と分類されていないので、国家資格ではありません。
 
 
 
 
【まとめ】
さまざまな運転資格がありました。
まだまだ乗り物はたくさんありますので、
調べてみると意外と今持っている資格で運転できるかもしれませんよ。
 
<<西 康三>>

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