「全米No.1」の決め方のずるさに俺が泣いた
「アバター」が「タイタニック」を超える勢いのようです。
映画といえば「全米No.1ヒット」や「全米が泣いた」といったフレーズが有名ですよね。
「なんで、どの作品もNo.1なんだろう?」、
と疑問に感じていた方はぜひ見ていってください!
■全米No.1ヒットはこじつけ?
映画が公開されるときの有名なフレーズに、
「全米No.1ヒット」というものがあります。
公開される映画の多くがNo.1ヒットを掲げている気がしますが、
さて、全米No.1ヒットは何回(作品)あるのか?
実は、1年間だけで52作品あることになります。
というのも、BoxOffice(全米興行収入)が週間で順位付けをしており、
そこで1週でも1位になれば全米1位となるとのこと。
さらには、「初日の興行収入が1位だった」といった場合でも1位にすることがあるようです。
確かに1位といえば1位ですが、ずるいパターンといえるでしょう。
その場合は、52作品じゃすまないほど全米No.1ヒットは増えていきます。
■全米は1年に何度泣くのか?
「全米No.1ヒット」と同じくらい有名なのが、
「全米が泣いた」というキャッチコピー。
全米が1年でどれくらい泣いているか調べようとしましたが、
残念ながらデータは見つかりませんでした。
ちなみに、調べている途中でこんなものを見つけました。
全米600万人が涙した最後の授業
あまり茶化してはいけないのでしょうが、600万人=千葉県の人口と同じくらいです。
少なすぎだろ、全米。
「全米=アメリカ人全員」という意味ではないということですね。
■進化を続ける「全米が泣いた」
最近の映画には「全米が泣いた」以外にも、
全米が涙した
全米を震撼させた
全米が恐怖した
全米が夢中になった
など、「全米が泣いた」の進化形(?)ともいえるキャッチコピーが付けられていることもあります。
さらには、明らかに悪ノリと思えるキャッチコピーまで登場しました。
映画ではありませんが、「デッドスペース エクストラクション」というゲームには、
「全米が吐いた」のキャッチコピーが付けられています。
「デッドスペース エクストラクション」公式ページ
このままバリエーションが増え続けると、
そのうち、介護をテーマにしたハートフルな映画で、
全米No.1ヒット! 全米が履いた!! ――
「OMUTSU」
みたいなのも出てくるかもしれませんね。
こんな感じの
<<凱旋門 昇>>
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