実録! 口座の有り金すべてを有馬記念につぎ込んだ男
会社の人たちと夢を買いに福島競馬場まで行ってきました。
何でも、O氏は通帳に入っている分を全部引き出し、有馬記念で勝負するとのこと。
全部引き出すということは、逆に考えればそんなに大金は入っていないはず。
入っていたとしてもせいぜい5、6万円位でしょうか?
もし10万円とかハズしたら被害多すぎますもんね。
【口座から引き出し】
引き出し額:226,000円
引き下ろしレシート(クリックで拡大します)
え!? 想像以上に入ってた…!
5、6万じゃなかったんだ……。
【予想タイム】
初めて馬券を買う人へのレクチャーも含め、
笑顔も見せながら熱い馬券議論(?)を交わす4人。
サークル的な、ほのぼのとした雰囲気が漂っています。
それとは対照的に……、
己の信念を突き通すがごとく、黙々と予想する2人の馬券師。
手前がO氏、後ろがY氏。
前述の4人とは全く違うオーラを発しています。
「馬券を買うのに笑顔なんていらねえんだよ……。」
そんな声が聞こえてきそう。
【O氏が考えに考えぬいて買った馬券はこちら】
1点1000円、3連単7頭BOXで210,000円
買う現場を見ていたのですが、
210,000円が発券機に飲み込まれていく様子はなんともいえないものがありました。
さらに、「夢を追う」と言い放ち、単勝10,000円を追加購入!
計220,000円……。
ただ、当たれば凄いことになるはず。
ちなみに、自分は、マツリダゴッホから総流しを買っていました。
それ以外にも、このレースは意外とその年の出来事が馬券に絡むということで、
逃亡生活の末に捕まり、ニュースで大きな話題になった某容疑者の名前の馬券を購入。
ボックスで買ったのでわかりづらいですが、184が理想的な並びです。
さらに、この馬券は、
1番 アンライバルド
8番 リーチザクラウン
4番 マイネルキッツ
の頭文字で"有馬(アリマ)"になるという偶然も重なっている。
まさに奇跡。
【運命の時】
いよいよ待ちに待った、有馬記念出走の時!
ファンファーレと共に新聞を叩きリズムをとる人たちも。
そんな中でも、「蛯名~!」と連呼していたおじさんが印象的でした。
蛯名はマツリダゴッホのジョッキーです。
ゆえに気持ちは痛いほどわかりました。
レース画像はありませんので、レース中のO氏の様子を見て行きましょう。
単勝を10,000円買っていたスリーロールス故障発生時の一コマ
「……!」
馬券から外していたブエナビスタが2着に来た時の一コマ
「…………!?」
150秒で220,000円が消失したときの一コマ。
「………………。」
体が自然に現実からの防衛姿勢をとるのでしょうか?
モニターとは逆の方向を向いています。
自分の馬券も儚く散っていきました……。
その一方で、
Y氏の3連単が的中!
100円が約19,000円に!!
150秒で明暗が分かれた二人のツーショット。
ショックに打ち勝ち笑顔を作るO氏の精神力に脱帽です。
【最後に明らかとなった驚愕の事実】
最後に何気なくレシートを見ると……、
レシートの残金が269円
2-6-9で3連単のボックスを買っておけば……。
まさか、ここにサインがあったとはなぁ。
<<凱旋門 昇>>

関連する記事:1件
- 220万円越えも! 超高級人間ドックまとめ(2010年04月12日|佐藤ゲルニカ)

