芦毛伝説! 日本の芦毛G1馬まとめ
frielpさんが撮影した画像をお借りしています。
突然ですが、皆さんが、「おぐり」と聞いて思い浮かべるものは何ですか?
ほら、あの絶大な人気を誇る、
小栗しゅn......その通り、やっぱりオグリキャップですよね。
今日はジャパンカップの日。
オグリキャップとホーリックスのたたき合いで世界レコードが生まれたレースです。
そして、オグリキャップといえば芦毛(あしげ)。
馬によっては真っ白に近い色になっていることもあり目立つため、
競馬を初めて見る方でも分かりやすい毛色です。
今回は、そんな芦毛のG1(※)馬をまとめてみました。
なお、JRAホームページのG1レース一覧を参考にしています。
(※)G1・・・最高クラスのレースのことです。
メジロアサマ
天皇賞親子3代制覇はこの馬から始まった。
48戦17勝
天皇賞・秋(1970年)
プレストウコウ
芦毛初のクラシックホース。
24戦9勝
菊花賞(1974年)
メジロティターン
メジロアサマの子供。
天皇賞親子2代制覇達成。
27戦7勝
天皇賞・秋(1982年)
ダイシンフブキ
グレード制導入後初の芦毛のG1馬。
6戦5勝
朝日杯3歳ステークス(1985年)
タマモクロス
史上初の天皇賞・春秋連覇。
18戦9勝
天昇賞・春(1988年)、宝塚記念(1988年)、天皇賞・秋(1988年)
オグリキャップ
オグリフィーバーを巻き起こした、希代のアイドルホース。
32戦22勝
有馬記念(1988、1990年)、マイルチャンピオンシップ(1989年)、安田記念(1990年)
ウィナーズサークル
芦毛初のダービー馬。
11戦3勝
日本ダービー(1989年)
ハクタイセイ
父ハイセイコー(黒鹿毛)に続き、親子2代で皐月賞制覇。
11戦6勝
皐月賞(1990年)
メジロマックイーン
メジロアサマの孫。メジロティターンの子供。
天皇賞親子3代制覇達成。
21戦12勝
菊花賞(1990年)、天皇賞・春(1991、1992年)、宝塚記念(1993年)
プレクラスニー
G1史上初の繰り上がり優勝。
15戦7勝
天皇賞・秋(1991年)
ビワハヤヒデ
デビューから15戦連続連体を誇った。3冠馬ナリタブライアンの兄。
16戦10勝
菊花賞(1993年)、天皇賞・春(1994年)、宝塚記念(1994年)
オグリローマン
オグリキャップの妹。
15戦7勝
桜花賞(1994年)
ファビラスラフイン
第1回秋華賞を制した芦毛馬。
7戦4勝
秋華賞(1996年)
セイウンスカイ
菊花賞を世界レコードで逃げ切った、芦毛の2冠馬。
13戦7勝
皐月賞(1998年)、菊花賞(1998年)
アドマイヤコジーン
長期低迷の後、復活して安田記念を制した芦毛馬。
23戦6勝
朝日杯3歳ステークス(1998年)、安田記念(2002年)
クロフネ
ダートで底知れない強さを見せた芦毛馬。
10戦6勝
NHKマイルカップ(2001年)、ジャパンカップダート(2001年)
ヒシミラクル
低人気ながらG1を3勝した芦毛の穴馬。
28戦6勝
菊花賞(2002年)、天皇賞・春(2003年)、宝塚記念(2003年)
フサイチリシャール
クロフネの子供。早い時期から活躍。
24戦5勝
朝日杯フューチュリティステークス(2005年)
ローブデコルテ
芦毛初のオークス馬。
18戦3勝
オークス(2007年)
キャプテントゥーレ
芦毛馬としてセイウンスカイ以来10年ぶりの皐月賞制覇。
9戦4勝(現役)
皐月賞(2008年)
ジョーカプチーノ
10番人気の低評価を覆して、NHKマイルカップに勝利。
10戦4勝(現役)
HNKマイルカップ(2009年)
こうやってまとめてみると、一時期芦毛馬の活躍馬が出ない時期もありましたが、
最近では3年連続で芦毛のG1馬が誕生しているのがわかります。
来年はホクトスルタン(父メジロマックイーン)に天皇賞を勝ってもらって、
天皇賞親子4代制覇を達成して欲しいものですね。
ちなみに今日のジャパンカップに芦毛は出ません。残念。
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