T.K.G専門店のT.K.Gを食らう
さて皆さん、「T.K.G」というものをご存じでしょうか?
もう上に答え出ちゃってますけど……。
T.K.G=卵かけご飯(Tamago Kake Gohan)
つまり、卵かけご飯の新しい呼び名らしいです。
少し前からある言葉のようなのですが、自分は最近知りました。
さらには卵かけご飯の専門店まであるとのこと。
やっぱり家で食べるものとは違うのでしょうか?
比較するためにも、久しぶりに家で卵かけご飯を食べてみました。
【家でT.K.Gを食らう】
久しぶりに食べるT.K.G。
普段食べていないものをたまに食べると、
よりおいしく感じることってありますよね。
ご飯と卵を用意して、
卵に醤油を加えて、かける。
なんとなく汚い絵ですみません。
そして食べる。
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ふむ。
数年ぶりに卵かけご飯を食べたが特に感動はなく、
こんなもんでしょう、という味でした。
うわ! 卵かけご飯、めちゃくちゃうまい!
これは専門店で食べたらとんでもないことになるな!!
というのを想定していたのだが......。
自分の中のハードルを上げすぎたのか?
崩壊するT.K.Gファンタジー。
もしや、専門店も結局こんな感じなのでは?
【疑問を持ちつつも専門店へ】
T.K.Gなどと今風な名前が付けられたとしても、
しょせん卵かけご飯は卵かけご飯。
専門店といってもあまり変わらなさそうだな......、
と思いつつも、ものは試し。
宮城県は色麻町にある、卵かけご飯専門店に行ってきました。
その名も「えごまたまごかけごはんの店」。
専門店らしく、メニューは卵かけご飯のみ。
卵・ご飯・みそ汁・漬け物付きで350円。
卵とご飯はおかわり自由。
さらに、味付けのり・かつおぶし・ねぎのトッピングが無料。
採算度外視?
まぁ、とはいえ卵かけご飯ですよ......。
店員の方の説明によると、
・卵は、色麻特産のエゴマを飼料として与えた鶏が産んだもの。
(だから、えごまたまごなんですね。)
・米は色麻産ひとめぼれ。
・醤油は3種類あり、その中の一つのエゴマ醤油は、卵かけご飯のために作られたもの。
こだわっている。
さすが専門店。
店内には家族連れが多く、リピーターもいるようだ。
店員の方に聞いてみたところ、休日は150人ほど来るとのこと。
これは期待していいのか?
といっても、卵かけご飯だからなぁ。
【専門店のT.K.Gを食らう】
おや?
卵を割って器に入れた瞬間に、卵黄の張りが違うことに気付く。
これはかなり新鮮な卵だ。
養鶏場が近くなのかもしれない。
産地直送というやつか。
その卵に醤油をかけてかき混ぜ、
適当にトッピングしてできたものがこれ。
本来、絵的にも海苔はちぎるべきでしょうね。
実食!
家で食べたのと比べて味が濃い感じがする。
米も新米ということでおいしい。
なるほど......、これは違う!
いやまて、しょせんは卵かけご飯......、
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何だかんだいって2杯完食。
結論をいうと、
専門店のT.K.Gはおいしかったです。
これで350円は安い。
卵かけご飯、素晴らしいじゃないか。
値段と味に満足し店を出た自分。
運気まで上昇したのか、幸運にも新鮮な卵の秘密に出会うことができました。
【N.G.H!】
食べ終わった後に、敷地をぶらぶらしていると、
店から100mほど離れた真向かいに鶏小屋発見(Niwatori Goya Hakken)!
なるほど......、卵が新鮮なわけだ。
もはや、産地直送とかいうレベルを超越している。
実際に、この鶏の卵が使われているかどうかはわかりません(店にあった卵の数量的にも)。
【最後に】
今回行った「えごまたまごかけごはんの店」は、国道457号線沿いにあります。
今年(2009年)の12月25日までの期間限定店で、
営業時間は10:30~14:30の4時間!
まだ食べていない人は店に急ごう!
<<凱旋門 昇>>
