ある日、飛行機マニアの方と出会いました。
飛行機が空を飛んでいると、なぜか空を見上げませんか?
マニアではありませんが、私は必ず見ます。
歩いていても、車に乗っていても、バイクに乗っていても、必ず。
200トン以上もある鉄の塊が空に飛ぶのって、いまだにすごいなと思います。
いつもは遠くから眺める飛行機ですが、近くで飛んでいる姿を見たら迫力あるだろうなぁと思い、仙台空港に行ってきました。
【飛行機マニア】
電車マニアや車マニアがいるのだから、飛行機マニアも当然いるだろうと思っていたのですが、やはりいました。
バズーカレンズ(カメラの望遠レンズです)を付けた人が、
なぜか無線機を持ち飛行機を撮っています。
もちろん、私もカメラを持って行ったので着陸する飛行機を撮りはじめました。
30分程撮り続け、(もうそろそろいいかなぁ)と思っていたとき、
「いい写真、撮れましたか?」
と、年輩の方が話しかけてきました。
【奥深き、空の領域】
私:いやぁ、全然です。難しいですね。
話しかけてきた人(以下、空の先輩):雑誌に応募するの?
私:いや、仕事で使おうかなと思いまして。
空の先輩:あ、そう。応募すると賞金が出るんだよ。
少し余談ですが、私はよくよく人に話しかけられます。
以前も、駅のホームでおばちゃんに話しかけられ、そのまま2駅ほど話し込んだことも。
やはり、人の良さがにじみ出ているのでしょう。
本題に戻りますが、その日も空の先輩と話し込みました。
このまま会話調だと長くなるので、話した内容を次にまとめます。
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・空の先輩は、元自衛隊勤務で、飛行機の整備にも少し関わっていた
・空の先輩は、見るのも好きだが、乗るのも好き
・空の先輩は、なんらかの方法で9,000円程度の飛行機料金で日本全国に行ける
・空の先輩は、仙台空港には頻繁に訪れている
・オススメ空路は、名古屋、大阪方面。上空から黒部ダムや富士山がきれいに見えるらしい
・仙台空港の離発着は平日がアツイ
・雑誌に投稿するなら、珍しい機体(軍用機や数の少ない機体など)がオススメ
・珍しい機体の離発着情報は、雑誌で紹介されているから見るといい
・三沢空港は航空自衛隊と、秋田空港は海上自衛隊と併用だから見ていておもしろい
・ベテランパイロットは、着陸時に風を読みワザと機体を斜めにし、着陸時の揺れを防ぐ
・免許が違うので、ジャンボが操縦できるからといって、セスナは操縦できない
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簡単にまとめて、このボリュームです。
話の中で判明したのが、無線機の謎。
マニアの方は管制塔の飛行機無線を聞きながら、離発着情報を常に把握し飛行機をカメラに納めていたよう。
そのほかにも、
●日本の技術の高さについて
●アクロバット飛行について
●離陸時の旋回について
など、1時間強は話し込みました。
【マニアの入り口が見えた】
空の先輩はその後も見続けていましたが、その日はあとの用事があったため、帰ることに。
考えてみると、何かのマニアの方とここまで話したことはありませんでした。
これだけ話すと、マニアの世界の深さが垣間見られ、飛行機について興味がわいてきました。
少なくとも、本屋で航空雑誌は読みます。
<<西 康三>>

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