「工場幻想曲2」レビュー
工場が流行っているらしい。
廃墟ブームと同じく、日常の中の非日常を体験するためということだ。
早速、その工場萌えブームに便乗すべく、DVDを手に入れてみた。
これが工場DVD。「2」が出ているだけあって人気シリーズのようだ。
さっそく、まじめにDVDを鑑賞してみることにした。
「工場とは萌えるもの」という前提でDVDを見始めたのだが、確かにテクノロジーの美しさ、メカのかっこよさ、血肉に見たてた美しさ・繊細さはあるなぁと思った。カメラアングルも凝っているし、ミニマルテクノな音楽もかっこいい。
しかし、DVD裏面のあおり文を見ると「フェティッシュな撮影」「神様のエロビデオ」というあおり文が...。
フェティッシュ......!?
整然とした「美」は確実にあるし、見ていてうっとりしてしまったのは確かだ。
しかし、この「美」を「フェティッシュである」と感じるようになるまでには、まだまだ修行が足りないようだ......。
ただ、見ているうちに工場の電気や形状が体の組織に見えてくるということはわかるような気がしてきた。
あと一歩であるといえるだろう。
もしもこの萌えに目覚めてしまったら、工場やダムを休みの日にウキウキしながら見に行って、「あの工場まじでイケてる!」「ダムの包容力はんぱない!」的にキャッキャしながら余生を送ることになりそうだ。
すでに「良い男子」ではなく「良い工場を紹介してくれる男子」のほうが現時点ではおもしろそうだと感じている。
あぶない......。
このままでは嫁に行けるわけがない。
しかし、色々と調べていたら、同じ会社から「墓萌え」というDVDが出ていることに気付いた。工場に萌えている場合時ではない。まだまだ修行が足りないと思った。
墓には萌えられない。たぶん(心の弱さゆえに断言できない)
【まとめ】
「自分探しのために一度は試すべき」
フェティッシュを理解するということは難しいものだ。頭でわかっていても心がついてこない。
私は残念ながら「このDVD一発でフェチに目覚めた!」ということはなかったが、DVDとしての出来はとてもよいので、たまたま買ってみて胸キュンしてしまう人がもっと多く増えることを望みたい。何かのきっかけで大好きになるかもしれないので、今後も続刊して欲しいものだ。

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